江戸時代 睡眠時間

江戸時代の睡眠時間はどのくらいなのでしょうか

スポンサーリンク

現代では、理想とされる睡眠時間は人によっては違いがありますが、たいてい7時間と言われています。
電気の普及にともない、現代人の睡眠時間はだんだんと短くなる傾向にあります。
夜型の生活の人が増え、太陽の上がっている時間に眠っている人もいると思います。
それでは昔の生活はどうだったのでしょうか、調べてみました。
その昔、起床時間の基本は日の出でした。
ランプなどの明るい照明が普及しはじめたのは明治時代でしたが、その当時でも原料となる油が高価なため、まだまだ一般家庭の明かりの主役はろうそくでした。
江戸時代の人々は、日の出日の入に従った生活を送っていたと考えられます。
日が長い夏は睡眠時間も少し短くなったとされています。
江戸時代においても、都会と田舎では睡眠の時間も違いがあり、田舎に住む貧しい家庭ほど夜なべをしてよく働いたため、都会の人々よりも2時間ほど睡眠時間が短かったという文献もあります。
囲炉裏の火やろうそくの明かりで、生活のため頑張っていたのです。
スポンサーリンク

江戸時代の儒学者、貝原益軒という学者が残した「養生訓」という書物には、江戸時代の人々の生活や睡眠についての記述があります。
それによりますと、人間の4つの欲を慎むことが人間の養生のために必要なことだと説いています。
つまり「飲食」「好色」「眠り」「言語をほしいままにする」この4つを慎むべしとのことです。
「飲食」は腹八分目、「好色」は色好みをせず誠実に、「言語をほしいままにする」は思ったことをすぐに口に出したり、相手と議論することを避けたりしない、という意味です。
その中で「眠り」とは、惰眠をとるべからず、という意味です。
睡眠も少なければ元気をなくし疲れやすくなるが、過ぎた睡眠も気力を失いマイナスになってしまうと説いています。
江戸時代は現代の時計の概念とは違い「不定時法」という考え方をしていました。
正確な時計がなかった時代、「明るい時は昼、暗い時は夜」とわかりやすく考えていたようです。
江戸時代の睡眠時間は太陽と密接に関係があったのです。
スポンサーリンク